
突然ですが、皆さんは犬のしつけを上手くできていますか?
我が家の愛犬は、おすわり・お手・伏せや、
鼻・バーン、あごなどの犬芸と呼ばれるものもいくつかできます。
しかし、私の知識不足で犬の「大事な社会化期」をうまく過ごせず、愛犬は犬が怖いです。そのうち初めての人も苦手になってしまいました。
今日は恥ずかしながら、私が社会化期で大失敗したエピソードをお伝えします。
また、そんな私が、犬を飼う前に読みたかったと思う漫画「DOG SIGNAL」に出会って感動したので、ご紹介します。
DOG SIGNALとは?
- 過去にトリマーを目指した「みやうち沙矢」先生の作品
- お話も勿論おもしろいが、犬との暮らしに役立つ知識満載
- 色んな犬の悩みを持つお客さんと一緒に成長するドックトレーナーのストーリーが描かれた漫画
- 犬を飼い始めた方・これから飼いたいと思っている方
- 犬のしつけに悩んでいる方
- ドックトレーナーの漫画が気になる方
読者の方に怒られてしまうと思って中々ブログには書けませんでしたが、大失敗のエピソードを書きます。
読みたくない方は飛ばして読んでください!
記憶から消したい社会化期の大失敗
愛犬のトラウマになってしまった大失敗
私は小さい頃に外で中型犬を飼ってました。
主人の実家も2代目パピヨンを飼っています。
そのため、犬を飼うことは全くの初めてじゃないから、大丈夫~っと軽い気持ちで、犬の育て方について本を購入して読んだりして勉強しませんでした。
それが、愛犬がまだ家に来て間もないパピー時代にとんでもない失敗をしてしまいました。

ちょうど社会化期と呼ばれる頃に初めてドッグカフェに行くと、かわいいプードルのわんちゃんがいました。
私は当時、犬同士は仲良くできるものと思い込み、愛犬を近づけましたところ、突然、相手のわんちゃんが、パクっと愛犬の鼻を噛んでしまったのです。

突然のことで本当に驚きました…!
幸いにも、相手のわんちゃんが本気で噛んだ訳じゃなかったため、かすり傷程度の軽い傷で済みました。
私も本当に怖かったけど…愛犬はさぞ怖かったでしょう…。
この経験がトラウマになってしまいました。
そして、きっと相手のわんちゃんもきっと犬が苦手だったんだと思います。
それを私が不躾に近寄ってしまったからこんな大失敗を引き起こしてしまいました。
相手のわんちゃんは飼い主さんにめちゃめちゃ怒られていましたが、このことは私の行動がすべて悪かったので、本当に申し訳ないことをしたと思っています。
社会化を学ばせようと他の犬と交流を図るも…
愛犬の傷口を診てもらった動物病院の先生にパピー教室を勧められ、その後通うことになりました。
パピー教室では犬や人間との触れ合い、犬の体のケアやしつけの仕方を教えてくれます。
おかげで、愛犬はおすわりやお手など一通りのしつけを学べましたし、怖がりながらもトンネル潜りなどもできるようになりました!
しかし、やっぱり他の犬は苦手!

数回あったことがある犬には慣れてきて1回くらいご挨拶できたかな?
でも寄ってくると逃げてしまいます。
パピー教室卒業後も、毎日会うお散歩中のわんちゃんなどとコミュニケーションを図らせようとしましたが、うまくいがず…。
今思えば、散歩中のコミュニケーションは愛犬が自ら犬と挨拶できたパピー教室の環境と違いました。
愛犬にとっては嫌々になって逆効果となり、初めての人もあまり得意でない犬になったのかもしれないと反省しています。

それで、「犬が外で楽しく過ごせることが一番。無理に他の犬と仲良くしなくていい」という気持ちに変わりました。
散歩が嫌いになると困るので、飼い主の希望ばかり押し付けず、愛犬のペースに任せて本当に一歩ずつにして外出を楽しもうという考えでお出かけするようにしています。
犬の教育書にもなる漫画「DOG SIGNAL」
本の紹介を読みたかった皆さん、お待たせしました!
あらすじ
ドッグトレーナー、それは犬と人との絆をつなぐ仕事。
優柔不断な青年・佐村未祐は元カノから押し付けられた犬の散歩中に神業ドッグトレーナー・丹羽眞一郎と出会う。
犬のリードが外れ、道路に飛び出しそうになった瞬間に丹羽が犬の行動をSTOPさせる!
DOG SIGNAL第一巻より
神業ドッグトレーナー・丹羽眞一郎は、
「しつけがなっていない犬をダメ犬などと呼ぶ人がいるが、犬がダメではなく、犬をコントロールできない人間がダメだ!」
と主人公・佐村未祐を叱咤して物語が始まります!
丹羽に憧れて新米ドッグトレーナーになったダメ飼い主・佐村未祐の成長ストーリー!
あらゆる犬の悩みへの解決策が描かれている
犬を飼っている人のあらゆる悩みに対する策が、この漫画にあります!

第一巻だけでもこのようなたくさんの問題に対する対処が散りばめられています。
- 犬が散歩中に引っ張る
- 犬に嫌われない近寄り方
- 犬が吠える
- 犬のほめ方・怒り方が間違っている
- 車やバイクが通るときに犬が興奮して吠えたり回ったりしてしまう
- 犬が足を舐める
しつけ本にある内容から、しつけ本に書かれていない細かい内容まで、細かい様子まで漫画でわかりやすく描かれていてとても勉強になります。

ダメな飼い主が変われば犬も変わる…!
前段で述べた通り、私は愛犬の社会化期にとんでもない失敗をしたため、私はダメな飼い主だからダメかも…と少し落ち込んでいました。
でも、丹羽の「飼い主が変われば犬も必ず変わる」という言葉に救われた気がします。
DOG SIGNAL第一巻より
この本の中では、主人公・佐村未祐を筆頭に、たくさんのしつけに失敗した方と、それを乗り越えて変わったエピソードが知れます。
主人公の佐村未祐はとても一生懸命ですが、やること成すこと悪循環で、ダメ飼い主代表として何度も失敗してしまいます。
その姿は、時にクスっと笑えたり、共感できたり、「私も愛犬のためにいい飼い主になろう!」と勇気づけてくれます。
犬の絵が本当にかわいい
この漫画に出てくる犬の絵が本当に上手で、かわいくて、癒されます!!
犬の表情も本当の犬を見ているかのように感情移入できます。
中でも、佐村未祐の愛犬・やんちゃでかわいい!サンジュ
DOG SIGNAL第一巻より
丹羽眞一郎の愛犬・モフモフの癒し系!ウルソン先輩
DOG SIGNAL第一巻より
が本当にかわいい!
読み進めていくうちに大ファンになってしまいます♪
きっとプードルを飼われている方は特にたまりませんね!(笑)
泣ける犬エピソード
最新刊の6巻では難聴になった犬との向き合い方が知れるエピソードが掲載されています。
元々犬ネタには弱くすぐ泣く私ですが、柴犬の笑い顔が大好きな私はもうやばかった!
下の一コマ見ただけで今もうるっときます(笑)
DOG SIGNAL第六巻より
今は健康な犬も歳をとるのが人間より早く、犬の病気とも一緒に付き合っていかないと行けなくなりますよね。
我が家の愛犬はこれからですが、病気になった愛犬と向き合い方の一つとして心にとどめておこうと思いました。
最後に
今日は我が家のしつけの大失敗談と漫画「DOG SIGNAL」をご紹介しました。
漫画「DOG SIGNAL」は、犬との暮らしに役立つ情報や犬と向き合う大切さが詰まっている漫画で、「犬と暮らす方への教科書」とも言える本です!
犬との暮らしている方のたくさんの悩みについて、こんなにわかりやすく、楽しく勉強できる本はほかにないです!

第6巻が9/8に発売されたばかりです!
人気漫画であるものも、まだまだ知名度が低いみたいで、書店で売り切れになっている巻があるみたいなのでご注意ください!
作者の方を応援するためにも、今後も新しい巻が発売されたら購入したいと思います。
ぽちっとしてくださると励みになります。